こんにちは、年明けから格闘技が連発したものでお財布事情がカツカツのアザレアです
今回は3月20日(日)に大阪・丸善インテックアリーナ(大阪中央体育館)で開催される
RIZIN34の対戦カードと見どころを解説します
試合数も全17試合と普段より多く、年明け最初のナンバーシリーズともあって、面白いカードが揃っています
現在PPV購入を悩んでいる方
「いやぁ、今回のRIZINカード弱くね?終わったな」とガッカリしている方も
「え?今週末RIZIN?知らんかったわ」という方も
こちらの記事を読んで今週末一緒に盛り上がりましょう!
全16試合、MMA9試合、キック7試合
RIZINのナンバーシリーズは平均10〜12試合、大晦日でも14〜15試合組まれますが
〜15試合組まれますが
今回はなんと全16試合!
キックボクシングが7試合組まれているので普段より大盛りですね
https://jp.rizinff.com/_ct/17519045
オープニングファイトを行って、開始が13時なのでおそらく終了は20時〜21時頃を予想します
試合内容によって終了時間は前後しますが、22時までかかることはないと思います
ここからはアザレア的注目カードと見どころを紹介します!
政所 仁 VS 佐藤 執斗 Kick Boxing Rules 53.0kg
話題のジモキックです
ジモキックとは?
RIZINの地方開催の際、ファイトマネーをチケットで支払われるキックボクサーを起用し
地元で応援してくれる人たちに手売りしてチケットを売りさばいてもらう
故に知名度や実力が特筆していないなくてもRIZINに出られる!
とキックボクサーを揶揄するスラング
近年のRIZINでは外国人選手を呼べないことや、コロナ禍で会場の収容数制限もあり
なかなかチケット販売やカードを抑えるのが難しい というのは想像に難くないです
それもあってのことなのか、RIZINでキックの試合が増えています
今回大会ではオープニングファイト含めれば半分はキックボクシングです
そも、RIZINはMMA団体ではなく、格闘技のFEDERATION(競技会)である故、キックが多いのも別に問題はないのですが・・・じゃあキックをもっと大事にしてくれよ
ともあれ、MMAがメインのRIZINに使い捨てに近い扱いを受けているキックボクシングの試合が増えるのにSNSでファンが怒るのも納得です
そこに反論の声を上げたのは、こちらの政所 仁です
おい、誰がジモキックやねん(笑)
— 政所 仁 (@jintan2525m) February 26, 2022
キックボクサーよ。
見とけよ😬✌️#ジモキック pic.twitter.com/H90vx18oyl
大阪出身のRISEで活躍している選手です。彼はすでにRIZINで3戦キックボクシングの試合をしており、全てに勝利しております
その理論で言うと、全然彼はジモキックなんかじゃなくて、むしろRIZINキックを盛り上げる選手の一人という立場なのです
ココ最近のRIZINのキックボクシングに対する一部からの批判や風当たりの強さの中
ある意味いまキックボクシングは注目されているときです
また6月のキックイベントに向けて、水面下で交渉やオファーが飛び回っているんじゃないかと思うと・・・
加えて、今回の相手はSBバンタム級王者とはいえ、一度RIZINで勝利している相手です
ここでの勝利は今まで以上に内容が求められています
そんな反骨精神を持った男がRIZINキックにいると
政所仁、ここにありと見せつけていただきたいところです
政所 仁のYoutubeはこちら↓
わたしこういう強さに自分の理論を乗せるファイター大好きなんです
勝てば彼の言葉は肯定されて、負ければ誰にも聞いてもらえない
こういったリスクのかけ方をするのは推したいです
RYUKI VS 山本歩夢 MMA Rule 63.0kg
またしても、RIZINフェザー級に嵐を呼ぶ男が参戦です
この階級やべー奴面白い選手がどんどん集まりますね
山本歩夢はまだMMA4戦3勝1敗のキャリアを持つルーキーですが、3勝の全て1R決着というスーパールーキーなのです
柔道バックボーンを持つ彼はパラエストラ柏でMMAを学び、現在に至ります
AbemaTVで放送中の格闘Dreamersにも参戦したりSNSで平本蓮の「噛ませ犬になりたい」発言で話題になったりと、名前だけでも知っている方も多いと思います
塩も立派な戦略なのかもしれないけどそれもあってか今日は朝倉未来が1番面白かった🤭
— 山本歩夢 Ayumu Yamamoto (@aymy_321) December 31, 2021
怪我を治しての復帰戦はDEEPだと思いますが、平本蓮の噛ませ犬で使って欲しいな〜。
あっと言わせる試合は出来ます。(戦績はショボいですが)
丁度良い奴見つけるならここにいますよ。#deep#rizin#RIZINLANDMARK
満を持していよいよメジャーの舞台に参戦です
一方、対戦相手のRyukiも元キックボクシングから転向してきたMMAでは4戦目の大型ルーキーです
こうやって他競技から転向してきた選手がキャリアの序盤でRIZINのような大きな舞台を経験できるのはいいことだと思います
勝ち上がった先に平本蓮がいるのか、はたまた更に先に行くのか
層が厚いと言われるRIZINバンタム級とは違った意味で粒ぞろいのフェザー級がますます盛り上がっていきそうです
大原樹里 VS アキラ MMA Rules 71.0kg
こちらはライト級のワンマッチです
ライト級辺りの体重から外国勢層も厚くなり、過酷な階級になります
今はコロナ禍で外国人選手が参戦できない状況ゆえ、日本人同士の潰し合いに限界が見えてきたところではありますが・・・
大原樹里はDEEPで異常な程のハイペースで試合し、勝ち星を稼ぐもDEEPライト級王者の武田光司に勝てずベルトを手に入れることが出来ずにいました
しかし、先日武田光司がベルトを返上し、暫定王者だった大原樹里が正規王者になりました
RIZINでは矢地祐介、渡慶次幸平に勝利するなど名実共に強い選手なのですが
何故かRIZINの参戦の機会に恵まれずここまで来ました
対するアキラ、五味隆典の元でMMAキャリアをスタートし、現在は石渡伸太郎のもとでトレーニングを積んでいます
RIZINでは参戦後2連勝中と乗りに乗っているところですが、ここに来てDEEP王者との対決を引くとは持っていると言えます
ていうか・・・大原樹里よく受けたな笑
勝者は矢地祐介と対戦か、もしくはすっ飛ばしてタイトルマッチも見えてくる大事な一線になります
矢地があんなのところで負けるからライト級もめんどくさいことになっているんだけどs
弥益ドミネーター聡志 VS 萩原京平
今大会のメインイベントです
フェザー級トップコンテンダーのドミネーターに挑戦する萩原という構図ですが
普通に考えれば萩原がけちょんけちょんにやられると予想してます
萩原の評価すべきはファイトIQの高さや打撃の思い切りの良さなどではなく
試合で起こった出来事をすべて経験値に還元できる点だと思います
負けた試合は当然として、勝った試合でも反省点を見つけたり、相手にやられたことを覚えたり
故に格上との試合を望んで、勝てば成り上がり負けても得るものが大きいので果敢に向かっていきます
そういった彼の打算的に見えて泥臭い成り上がり方は、かつての朝倉未来とカブります
未来はそれでも負けることなく今の地位を築きあげましたが、萩原は敗北も経験し、悔しい顔もファンに見せて来ました
そういった面では、萩原はこれからに期待できる選手であってみんなそこに乗っているんじゃないかと思います
私もそうです
いつか彼が誰も想像できないようなとんでもない偉業を成し遂げる瞬間を見逃したくないのです
そういう近い将来に期待を持てる選手を華があるという表現にふさわしいんじゃないのかと思います
個人的にこの表現は好きじゃないので極力使いたくないのですが
萩原選手の話になると何かと出がちな表現なのであえて使わせていただきました
ただし、萩原選手にも消費期限は近づいていると思いますのでいつまでも期待をよせるつもりはありませんが・・・
ちなみに純粋に見た目がいいだけの選手のことを華があると表現するのは嫌いです^^
しかし、こうやって格下に舐められて
今回負けるかも?と言われても相手が嫌になるくらいぼこぼこにするのが得意なのが
弥益ドミネーター選手です
大卒のサラリーマンがMMAでベルトを巻いて、RIZINのリングに常連というのも凄すぎて尊敬しづらくもある方です笑
コロナ禍で家庭と仕事とMMAのバランスの中でMMAを諦めることも視野に入れていたとインタビューで話していたドミネーターですが
現役を続行してなお、その強さを見せつけていただけると期待してます
はたまた、新しい時代に飲み込まれるか
RIZIN35&TRIGGER 3rd!?
まだ34を控えた中でも次回の35、TRIGGER3rdのカード発表が早くも行われました
いよいよ外国人選手の招聘が可能となりいつものRIZINが帰ってきそうです
懐かしい外国人選手から新たなる競合まで
少しづつコロナ前の世界が戻りつつありますが、あくまでも今はコロナ後に向かっている最中であることを自負しつつ
新しい毎日に期待したいです
そちらの2大会の記事はまたいずれ・・・
恐らく休みの都合でどちらか見れなくなりそうですが・・・
それでは今日はこのへんで
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