詐欺事件を起こして逮捕されていたぱんちゃん璃奈選手が、KNOCK OUTのベルト返上と3/5(日)のKNOCK OUT2023 SUPER BOUT“BLAZE”大会にエキシビジョンマッチとして参戦する事が発表されました。
◤3.5 MAROOMS presents
— KNOCK OUT(ノックアウト)公式 (@kb_knockout) February 17, 2023
KNOCK OUT 2023 SUPER BOUT“BLAZE”◢
ぱんちゃん璃奈選手エキシビションマッチ
出場決定のお知らせ
試合形式、対戦相手については現在調整中https://t.co/rQugHULGgR#KO2023_BLAZE pic.twitter.com/wbWtwmhuG7
この記事では、格闘技オタクであるわたしの主観で、今回のぱんちゃん騒動に関して思う事をまとめました。ぱんちゃんに対して怒っている格オタの皆さんも、もう一度ベルトを巻いてほしいと願う格オタの皆さんも是非読んでください。
- 格闘技が好きなんじゃなくて自分が好きなんでしょ?
- 犯罪歴もダシにして飯食っていくんだろうな
- 再犯を防ぐなら団体とスポンサーが守ってあげないと更生できない
- KNOCK OUTヤバい奴ばかりで見たくなってきた
結論から言うと、わたしはKNOCK OUTという団体は詳しくないし、思いれもないので参戦する事には否定はしません。
むしろ気になるのは、格闘家である自分に誇りを持っていた彼女が、自ら塗った泥をどうやって落としていくのかに期待しています。
順番に解説していきますが、「うるせー!時間ねえんだワ!」という格オタ先輩は、下の目次をタップするとそこまで飛びますので、スキップしながら読んでください。
「わたし、華だけはあるんで!」とはなんだったのか
RIZIN.30でのぱんちゃんの勝利マイクが話題になっていましたね。正確には「華だけでなくしっかり実力のある選手として迎えてもらえるよう応援してください。」(一部抜粋)でした。
この辺りのRIZINはコロナの緊急事態宣言明けで、日本人選手も多く参戦していた頃で朝倉未来が斎藤裕に対して「華がない」と批判したのもこの辺りでしたっけね。それからインスパイアを受けての発言でした。
発言の是非はともかく、勝利マイクとしては優秀ですよ。インパクトあったし、未だに話題になるし。是非はともかく。
今さら「華を自称するな」とか、「華ってなんだよ」といった議論をするつもりはありません。
そんなことより、自分に魅力があると自負して目立ちたがりな彼女が自らに泥を塗るような行為を行ったのが私としては不思議です。
ぱんちゃんが起こした詐欺事件
THE MATCH のポスターに那須川天心と武尊のサインを偽造して、ネットオークションに出品。という、今どき転売ヤーでもやらないような手法で詐欺をして逮捕されました。被害報告は10万円だそうですが、本人曰く他にもやったそうです。
自分が格闘家であることに、異常なほど誇りをもっている彼女がやるにはショボすぎる詐欺です。
上記の華のあるという自負、インスタライブでは誹謗中傷する素人相手に「リングで戦ったこともないくせに」と見下すような発言。KOで勝てなかったことを医務室でも引きずるメンタル「頭大丈夫です。心が痛いです。」
そんな彼女が自分のサインを高額転売するのではなく、自分よりも知名度のある格闘家の威光を借りてお金稼ぎをしていたというのは、私としては失望です。
そも、選手からしたらサインって直接もらいに来てもらわないと困るんじゃないですかね。
サインって買ってうれしいの?
話は脱線しますが、サイン購入に関しての是非はあると思います。直接選手にお会いして、応援している事を伝えて、「ありがとう。頑張ります」の一言とその思い出をもらい、その証としてサインをいただくものだとわたしは思うんです。
でも例えば
もう手に入らない物を大金でなんとしても手に入れたい・・・
という事であれば確かに気持ちは分かります。特に今回のThe Matchで武尊と天心の2人並んだサインだなんて多分もう手に入りません。
もちろん、選手からするとイベントに参加してもらったり、チケット購入のハードルを下げる意味では、サイン会とかプレゼントってファン交流を兼ねた大事な営業活動であるはずなんで、そういった導線の方が選手の応援にはなるよね~
という余談でした。
ともあれ、自分の営業妨害になるから自分のは売らずに他人のを売っていたんでしょうけど、ただでさえキック業界自体にファイトマネー低い問題が蔓延している中で他の格闘家の営業妨害ですか。よりにもよって格闘家であることに誇りを持っている選手が。
格闘技が好きなんじゃなくて格闘技やってる自分が好き
なんじゃないかなぁと思ってしまいます。
以前平本蓮がBREAKING DOWNの参加者に対してそう批判していた事がありました。ぱんちゃんに対して、その通りだなぁと思ってしまう部分が多いです。
もちろんベルトを巻くほどですから、強いこともそれまで努力されていたことも分かります。でもやっぱり格闘技が好きで強くなりたいんじゃなくて、格闘技で有名になる自分が好きであるようにしか見えません。
だから、MMAで結果出し続けたパク・シウに対して「キックでもっかい試合しよ!」とかいう乗っかりみたいな挑戦状を出しちゃうんだろうなと思います。MMAやらないなら、邪魔しないであげてね。
今後のぱんちゃんに期待する事
格闘技をやる動機なんてなんでもいいと思います。でも私としては強さを求める格闘家を応援したいので、格闘技を営業活動程度にしか見てないファイターには興味がありません。
ですが、彼女はきっと犯罪歴もダシにして格闘技を続けていくんでしょうね。更生をした。涙の復帰だとか言って。現に復帰戦に関しても「周りがやろうと言ってくれたから」という他人事で、自分はどう思っているのか見えてきません。多分今回の事もいいネタが出来たくらいにしか思ってないでしょうし。でもそれでいいと思います。そうしないと飯が食えないでしょう。そうやって稼ぐと決めたからには貫いてほしいところです。応援はしないけど。
しかし、もしも自分に華があるという自負がまだあるというなら、みんながカッコいい、憧れる姿を見せてくれる事は祈ってます。犯罪したからって私には関係ないし、更生の余地はあるべきだという別の議論は置いておいて。
まとめ
ファイトマネー寄付してもスポンサー料があるだろ
あんな奴使うKNOCK OUTってどうなんだ?
という声も聞こえますが、ファイトマネーは全額寄付というのはいい落としどころだと思います。自分が働く事で誰かが潤うのはいい事です。あと詐欺やった奴からお金を渡さずにいるとまた詐欺してお金をくすねます。確実に。なので最低限のお金は持たせてあげてほしいです。そういった意味では持っている選手でよかったですね。
それと、わたしはKNOCK OUTという団体をあまり詳しくないので、参戦する事に批判は出来ない立場にあります。ファンでないなら参戦の是非はともかく「そうなんだ」にとどめておきます。
それにしても、KNOCK OUT勢ってなんでこんなヤバめの奴らが揃っているんでしょうね笑
バカMMAファン、産めますね発言の龍聖ってこの団体でしたよね?あとは不可思とか梅野源治とか木村フィリップミノルとか・・・プロデューサーは爆弾処理班か何かでもなきゃ心臓持たないだろうと思いましたが、現KNOCK OUTプロデューサーって元Krush K-1のプロデューサーである宮田充氏なんですよね・・・
なんかすごい納得してしまいました。どうかいい方向に舵きってくれると祈っています。このままでは炎上系格闘技団体になっちゃいますからね。
え、鈴木千裕?あいつは本人がヤバい奴なだけでヤバいことはしてませんよ!!潔白でしたでしょうよ!
「もっかい泣かすぞ」めっちゃ好き
以上、アザレアのひとりごとでした。面白かったらSNS等シェア、批判、感想を呟いてくれると嬉しいです。訴訟はしないでほしいです。
コメント